アレルギーでもハロウィンお菓子!「ハッピーターン・ハロウィンMix」を買って分析食べてみた。
この時期、アレルギーっ子の母にとっては、内心一番ツライ・シーズンかもしれません。
10月から12月にかけて店頭に並ぶ、可愛い!楽しそう!美味しそう!な季節限定スイーツ&菓子類を目の前にして、息子の寂しそうな声がするからです。

そして10月、ハロウィーン・シーズンが到来。小麦・乳・ごま・くるみ(他ナッツは負荷試験まで摂取禁止)アレルギーの息子が食べられるハロウィンお菓子がどれだけあるか?店頭で見つけたら、軒並み買って行こうではありませんか!
まずは、食品スーパーの店頭とお菓子売り場に、必ず陳列されている「ハッピーターン ハロウィンMix」を買いました。
購入を躊躇した理由

10月に入って、ハロウィン・パッケージのハッピーターンを見かけた時、最初は購入を諦めました。
袋をひっくり返して、含まれるアレルギー物質の表示を見ると、「乳成分・小麦・大豆・鶏肉・豚肉」のアレルゲンが含まれていたからです。
しかし待てよ?ハロウィンMixということは、普通の(味の)ハッピーターンが絶対含まれているはず。
普通のハッピーターンであれば、7大アレルゲン不使用!息子も食べられるのです。
ハロウィンMix具合を分析

「ハッピーターン ハロウィンMix」は、3種類の味のミックスです。
- (ふつうの)ハッピーターン(約23個)
- イラスト付きハッピーターン(約6個)
- ミートグラタン味(約6個)
ポイントは、3種類のハッピーターンが、満遍なく入っているのではない!ということ。
全・約35個のうち、ほとんど(23~24個くらい)が「ふつうのハッピーターン」なのです。ということは…。
たとえ「イラスト付き」と「ミートグラタン味」は食べられなくても、それだけ避ければ良い話。「ハロウィンお菓子を買って食べた」感を経験させてあげられる商品だと分かりました-。
3種類の原材料を確認
それでは、原材料を確認してみます。
「ハッピーターン」の原材料

米(うるち米(米国産、国産)、もち米(タイ産))、植物油脂、でん粉、砂糖、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、食塩、デキストリン、加工でん粉、調味料(アミノ酸)、植物レシチン(大豆由来) |
7大アレルゲンは不使用です。表示推奨品目である「大豆」を含みます。
「ハッピーターン・ミートグラタン味」の原材料

米(うるち米(米国産、国産)、もち米(タイ産))、植物油脂、でん粉、砂糖、肉エキス調味料(鶏・豚を含む)、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、トマト風味シーズニング、チーズパウダー、香辛料、食塩、酵母エキスパウダー(小麦を含む)、粉末油脂、香味粉末油脂、バターオイル、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、植物レシチン(大豆由来)、香料、カロチノイド色素、酸味料、香辛料抽出物、紅麹色素 |
アレルゲン満載です。
乳成分(チーズ、バター)、小麦成分(小麦を含む酵母エキスパウダー)が含まれているため、息子は食べることができません。
「イラスト付きハッピーターン」の原材料

米(うるち米(米国産、国産)、もち米(タイ産))、植物油脂、砂糖、でん粉、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、食塩、粉末油脂、加工でん粉、調味料(アミノ酸)、植物レシチン(大豆由来)、クチナシ色素、紅花色素 |
若干、原材料の表記順序や油脂の量に違いがありますが、含まれるアレルゲンは「普通のハッピーターン」と同じです。
普通のハッピーターン | 米(うるち米(米国産、国産)、もち米(タイ産))、植物油脂、でん粉、砂糖、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、食塩、デキストリン、加工でん粉、調味料(アミノ酸)、植物レシチン(大豆由来) |
イラスト付き 〃 | 米(うるち米(米国産、国産)、もち米(タイ産))、植物油脂、砂糖、でん粉、たんぱく加水分解物(大豆を含む)、食塩、粉末油脂、加工でん粉、調味料(アミノ酸)、植物レシチン(大豆由来)、クチナシ色素、紅花色素 |
並べてみると、よく分かります。
ハッピー王国「ターン王子」のイラストは、クチナシ色素と紅花色素で描かれているようです。
アレルゲン「乳成分・小麦・鶏肉・豚肉」は「ミートグラタン味」だけ
「ハッピーターン ハロウィンMix」に含まれるアレルゲンのうち、「乳成分・小麦・鶏肉・豚肉」は、「ミートグラタン味」だけに含まれることが分かりました。
息子の「…食べられる?」に対して、

と、答えることができました。
息子は、嬉しそうに、買い物カゴに入れていました。
個包装だけど密閉してないミックス状態
※重度アレルギーの方はご注意

早速、開封します。息子が誤食しないように、先に「ミートグラタン味」を避けるためです。
パッケージを開けると、個包装のハッピーターンがバラバラに入っていました。

こんな感じです。勝手に、65gくらいの小袋が4袋くらい入っている所を想像していました…。小袋ではなく、個々に包装、言葉通り「個包装」です。
密閉ではありません。外袋パッケージを開けた途端、ハッピーターンの匂いがします。
これは、パウダー浮遊注意報。重度アレルギーの方は、ご注意ください。
「イラスト付きハッピーターン」は全部で8種類

「ハッピーターン ハロウィンMix」に入っている「イラスト付きハッピーターン」は、約6個です。
イラストは、全部で8種類というのだから、運が良くても6種類。全8種類のターン王子に会うためには、複数個を購入しなければ会えません。
運が悪ければ、5個しか入っておらず、同じイラストが複数個入っている確率の方が高いこと想定すると、出会えるのは4種類以下です。

私は、「イラスト付きハッピーターン」が(運よく)6個入っていました。
同じイラストだったのは1個だけなので、5種類のターン王子に出会いました。
「全35個」より多く入っている場合あり

左6個は「ミートグラタン味」→誤食防止のため事前に避けます。
じゃーん。開封直後に、個包装のハッピーターンを並べた状態です。
- ミートグラタン味:6個
- ハッピーターン:24個
- イラスト付き〃:6個
合計36個のハッピーターンが入っていました。
「合計約35個包装」よりも、多く入っていました。
逆に言うと、全部で34個しか入っていない場合もあるかもしれません。それもまた、ハロウィーン・パーティーイベントに使えそうで、楽しみです。
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【企画品】ハッピーターン ハロウィンMIX(138g)【ハッピーターン】
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ハロウィンMix味ランキング
<後記>
3種類を食べてみた結果を追記ました。
1位:普通のハッピーターン
やはり「魔法の粉」のせいか。看板の甘じょっぱさ、ここにあり。
2位:イラスト付きハッピーターン
普通のハッピーターンよりも、味が薄いのか?たんぱくな感じでした。
イラストが付いている分、味付けの粉が少ないようです。
3位:ミートグラタン味ハッピーターン
言われてみると、ミートグラタンの味です。
ひき肉のような、ビーフシチューのような風味があります。
やみつき度は、普通のハッピーターンには敵いませんでした。
食べられるお菓子でハロウィンを楽しむ

3種類の「ハッピーターン ハロウィンMix」
3種類のハッピーターンが入っているのに、1種類は食べられない。そう言葉にしてしまうと不憫かもしれない。
でも、4歳の息子は、36個のうち(食べられないミートグラタン味)6個を抜いて、お父さんが食べちゃったことなんて、気が付かないでしょう、きっと。

息子が帰ってきたら、声をかけてみます。(既に開封済みのパッケージを、今開けているフリをしながら)
喜ぶ顔が、目に浮かびます!
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アレルギーっ子がみんなと「トリックオアトリート!」を楽しめますように。