給食室(調理室)、栄養士(調理師)さんの雰囲気が良かった…食物アレルギー児の保育園選び

キッチンを除く子供の手
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保育園の見学で見た給食室(調理室)

園長先生
なかなか良いでしょう?背が低い子供たちでも、中の様子が見えるように、膝の高さから透明です。

と説明されました。

園児たちから丸見えの調理風景

園長先生
「何つくってるのー?」とか「それニンジンでしょー!」とか。子供たちが大声を出しながら、いつも、このガラスに貼りついていますよ。

この保育園は、ホームページも地味で、業者が作った洒落たパンフレットもなくて、何においても手作り感が満載。

給食室について説明する園長先生も、気さくで優しい雰囲気でした。

給食の準備において、園児たちから調理風景が丸見えで、またそれを微笑ましく見ている園長先生たち。なんか良いな~と思いました。

志望理由に、給食室を取り巻く環境の良さ

その他の条件も良かったため、私はこの保育園を第一志望に決めました。

保活資料の志望理由には、あの見学の時に見て感じた、給食室を取り巻く印象について書きました。

ガラス越しに見える給食室は、食物アレルギーを通して「食の大切さ」を実感している私にとって、とても印象的でした。
貴園であれば、「子供が食べ物を大切し、作ってくれる人に感謝し、楽しく食事ができるように育ってほしい」という想いが、共有できると思いました。(当時の保活書類より抜粋)

食物アレルギーがある子の保育園なので、給食や給食室に対しては、他の志望者の誰よりも真剣に見ていたと思います。

食物アレルギー対応で栄養士(調理師)さんと面談

入園当時、息子は卵・乳製品・小麦・ゴマ・ナッツ類…と多数のマルチアレルギーでした。
※大豆は、入園直前に除去解除
※卵は、入園後に除去解除

当然ながら、保育園給食の食物アレルギー対応について面談することに。

そこで初めて、実際に献立や給食を作ってくれる栄養士(調理士)さんに会いました。

この保育園にとって、息子のような重度マルチアレルギーは前代未聞。軽度の卵アレルギーっ子は在園していたようですが、こんなにも複数のアレルギー、まして軽度とは言えない重度寄り。

栄養士さんにとっても初めての経験。

…なのに、園長先生・主任と共に、とても親身に話を聞いてくれたのです。

小麦→米粉、牛乳→豆乳など自宅での代替方法を参考に聞かれたり、実際の給食メニューを例に出して代替方法を聞かれたり、真摯に前向きに興味を持ってくれました。

※後に、息子はこの保育園で、このガラスの壁に張り付き、調理室を覗きながら成長します。卒園するまでの5年間、みんなと一緒に給食時間を過ごしました。


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