うどん0.3gの挑戦!小麦アレルギー経口負荷試験。増量の不安と向き合う(4歳後半)

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小麦アレルギー経口免疫療法で、毎日うどん0.1gを食べ続けて、約2か月が経過しました。

摂取量の増量を目指し、日帰り・外来・経口負荷試験に臨みました。

負荷試験直前の診察で予想外の増量

うどん0.1g→0.2gの増量かと思いきや。

経口負荷試験実施前の診察で、うどん0.1gから0.3gへの増量を目指すことが決まりました。実施する量(目指す閾値)は、0.3gです。

  • 前回の経口負荷試験から2か月経っている
  • 毎日うどん0.1gを食べる時に、嫌がっていない

というのが、主な理由でした。

※経口負荷試験前の診察に至るまでの流れは、「小麦アレルギー負荷試験:うどん0.1g」ブログ記事をご参照

小麦0.1g経口負荷試験をクリア!うどん0.1gで経口免疫療法を開始します。

2018/07/26

「うどん0.3g」の経口負荷試験プラン

  • 1度に、うどん0.3gを食べる(全1回。2回目は実施不要)
  • 20分後、1時間後、1時間半後に、経過観察

数回に渡って負荷をかけていくのが一般的ですが、なぜ今回は1回なのか?
聞きそびれました。先生に直接聞いて、回答が分かり次第、記事アップします。

「うどん0.3g」の経口負荷試験(経緯)

14:35頃、うどん0.3gを食べる。

20分経過、異常なし。

1時間経過。喉のあたりを掻きながら「ちょっとカユイんだよ。」と、気になる痒い発言をポロリ。

そう言われると、掻いた部分が赤くなっています。

どれくらい痒いの?水は飲む?と、質問すればするほど話をはぐらかし、お絵描きや絵本を読むのに戻ってしまい、状態がよく分かりません。

息子は、普段から乾燥肌で、皮膚を掻けば掻くほど赤くなって、掻くとすぐに蕁麻疹。だから、これくらいの感じだと、小麦アレルギーのせいなのかどうか分かりません。

そうこうしているうちに、1時間半が経過しました。

1時間半経過、異常なし。(喉が痒い事は伝えたものの、そう判定されました。)

長い待機時間の友は「かがくのとも」

最初の問診や待ち時間を入れると、食べる回数が1回だとしても、2時間以上かかる経口負荷試験。

この長い待機時間は、前回同様「かがくのとも」シリーズを読みました。

本のテーマには虫や自然が多く、絵は丁寧で、ソフトカバー。待ち時間に読みやすいです。

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感想(133件)

「うどん0.3g」経口負荷試験の結果

「ちょっと喉を掻いている。当試験との因果関係は分からない。」という事について、アレルギー主治医は、何も問題視していませんでした。

うどん0.3gの経口負荷試験は、クリアという結果になりました。

この日は、既に「うどん0.3g」を食べたので、自宅で毎日食べる経口免疫療法「うどん0.3g」は、翌日から始まります。

「うどん0.3g」の経口免疫療法に向けて

この時点で、 経口免疫療法(減感作療法)は、0.2gじゃなくて0.3gで大丈夫なのかな?という不安が、少しあるのが本音です。

原則閾値「うどん0.3g」で調整可能

この日の経口負荷試験の前日まで、「うどん0.1g」で経口免疫療法を進めていたから、0.1gずつの増量ではなく一気に0.3gになることが不安でした。

主治医
体調の悪い日は、0.2g~0.1gに減らして調整してもいいから。食べるどころではないくらい体調の悪い時はストップして。でもその時は、勝手に再開しない。必ず、再開は病院に来て。

必ず0.3gを食べ続けろ!という訳ではなく、体調に応じた調整の余地があることを認識しました。

原則閾値は0.3g、無理はしない、上限0.3gの範囲で調整できる、ストップした時は病院で再開する。という事を肝に銘じて、自分の不安を整理しました。

警戒心が強いアレルギーっ子 vs 3倍のうどん

発達凹凸っ子である息子は、かなり警戒心が強い。小麦(うどん)0.3gを何のためらいもなくスムーズに食べるには、2週間以上かかるかもしれません。今までの2カ月間、食べ続けて見慣れた「うどん」の長さの3倍ですから!

だから私自身は、食べる量(経口免疫療法)の増量ペースをそんなに急いでいません。今回も0.2gじゃなかったことに驚いたくらいです。

3倍の長さになった「うどん」の姿をどうやって説明しようか?

(この様子を話すと長くなるので簡潔に…→)今回も「小麦0.2gの練習に行こう!」と事前説明して病院に向かいました。ところが、食べるのは0.3gだと分かった瞬間に、息子の態度はギクシャク!

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「切り替えが極度に苦手」なので、事前に説明することが重要なのに、実際に直面した現実が、事前説明と違ってしまったからです…。

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次回の経口負荷試験は…

ハイペースで増量するには、経口免疫療法で食べているアレルゲン食材を、まず本人が「おいしそうに食べている」ことが前提だそうです。逆に言うと、イヤイヤ食べているうちは、増量できないということです。
※経口免疫療法の「増量」に関する詳細は、別記事でまとめたいと思います。

だから、ゆっくり「うどん0.2g」への増量でも良かったんだよなあ…、という私の内心とは裏腹に。

主治医
次回は、1ケ月後かしらね。その時は、採血して抗体の減り具合を見て、治療の進め方をもう少し考えていきましょう。

次回は1ヶ月後!?
早い、早すぎる…。警戒心が強く、切り替えが苦手、発達凸凹な息子には、早すぎるペースです。(母の感覚)

ベテラン先生は、個人のペースに合わせつつも最速で、治療を勧めようとしてくれています。アレルギーっ子にとっては有難い、発達凹凸っ子にとっては難しい。

息子の場合、1ケ月という期間では、増量目安となる「おいしそうに食べる」まで、進めないかもしれません。次回、経口負荷試験に臨むのは、11月頃になりそうです。

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2019/01/09

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