療育施設の見学と体験|自閉症スペクトラム傾向の子が療育プログラムに参加して分かったこと

始めての療育施設の見学。私1人で見学しただけでは、いざ実際に息子が過ごすイメージが具体化できませんでした。

うちの子を発達障害だと言った療育施設園長の話|自閉スペクトラム症+LDの特徴と違和感

2018/12/04

日を改めて、息子を連れて、療育施設の見学&体験に訪れました。

療育施設の見学体験に自閉症スペクトラム傾向の子を連れて行く方法

2018/12/05

知的障害を伴わない、自閉症スペクトラム傾向にある息子が、療育プログラムに参加するとどうなるのか?参加して見えてきたこと、分かったことをまとめました。

「個人に合わせたプログラム」の意味

多くの療育施設が、パフレットやHPでは「個人に合わせたプログラム」と謳っています。この日、見学した療育施設もそうでした。

完全な個人型・マンツーマンタイプのプログラムではなく、グループに分かて活動するタイプのプログラムであることは予め知っていたのですが、想像していた以上に「グループ活動」でした。

では、どこが「個人に合わせた」部分なのか?
説明されたことと実際に見たことを元に簡単に言うと、年齢や得意/不得意分野を考慮してグループ分けされる点、その子の目指すゴールを意識して指導される点です。

例えば、マット運動。年齢や特徴から身体を動かすことが不向きな子は、別の部屋で絵本を読む別グループへ。身体を動かしながら活動するグループは、マットの準備をしてから、順番にゴロゴロ進行や前転をする練習が始まりました。

「マット運動」が活動テーマとなったグループでは・・・一度できなくても諦めずに挑戦する姿勢をゴール&療育プランとしている子は、前転が一度できなくても「〇〇くん!がんばれ!もう一度やってみよう!」と励まされ、挑戦を促される。1つ1つはできなくていい、皆と一緒に行動できることがゴール&療育プランの子は、前転ができなくても「〇〇くん!すごい!そこまでできた!」と無理強いはされず、皆と一緒に並んで順番を待って自分の番で動き出せたことでOK・・・という具合です。

息子が参加したのは、(もちろん)マット運動のグループでした。始めての場所で、私を離れる事を不安がり、最初は参加できませんでした。でも、私のそばにマットを近づけてくれた途端、やる気マンマンで得意気に前転をし始めました。

個人のタイプに合わせた活動&方法ではありました。ただ活動の内容自体が、既に保育園でもっと過酷な集団生活に揉まれている息子にとって、保育園を休んでここに来る意義はあるのか、息子にとって有効なのか?まだそれを見極め切れていません。

同グループにいる他の子が大きく影響

療育施設の選び方に関わらず、きっとどの療育施設を選ぶにしても影響すること-。それは、事前に想像はしていたけど、やはり「他の子」です。

息子が療育体験に行った日は、同じグループの中に6歳の女の子がいました。その子が、事あるごとに息子に対して「なんで新しい子が混ざるのよ!」「新しい子は来ないで!」と叫ぶのです。

息子は、内心傷ついてもヘラヘラして引きつった笑顔を見せるタイプだから、それくらいの事で泣いたり活動を止めたりはしません。その言葉にあまり反応を見せず、ニコニコしながら皆に着いて行っていました。

どんなに療育プログラムに賛同しても、やはり同じ部屋・同じクラス・同じプログラムに一緒に参加するメンバーも重要です。プログラム内容と同時に、一緒に過ごす他のお友達のタイプも把握してから判断すべきだと学びました。

聴覚過敏な子に重要な「音環境」

部屋の広さ、人数、先生や生徒のテンションにも左右されると思いますが、重要な要素として気が付いたことは「音環境」です。見学前には気が付けませんでした。

CDプレイヤーから流す音楽の音、先生の大きな声、他のお友達の叫び声。これらが合わさり、息子が療育体験中の室内における、私の第一印象は「やかましい」です。

部屋の片隅に、両耳をふさいで座る男の子がいました。ああ、きっと、この音量と先生の声が頭に響くんだろうな…。同じく聴覚過敏の息子は、この時、テンションが不自然に上がっており、不自然にはしゃいで(音楽に合わせて電車ごっこ?のようなプログラム)体験中。

様々な特徴を持つ子供たちが集まる背景もあり、先生が普通にしていたら、興味をなくして端っこに行ってしまう子や、何をすればよく分からなくてボーッとしてしまう子がいます。先生たち自身がテンションを上げ、掛け声というか励まし声というか、とにかく大きな声で話します。

そこにちょっと大きめの音楽と、ボリュームお構いなしに叫ぶ子の声が加わり、さほど広くない部屋に響き渡り、騒々しいワンルーム状態でした。

息子が居心地がいいと思える環境とは、ちょっと違う気がしました。…もう一度触れておくと、この時の息子のテンションは普通じゃない。無料体験では不自然な高いテンションではしゃぎ、いざ入学して教室にすら入れなかった、苦い「英会話」の経験済みです。

シェーン英会話を辞めた理由・続いた理由。発達障害グレーゾーン習い事体験ブログ

2018/08/16

民間療育のセールストーク対策

園長先生の話っぷりについては、別記事でも触れましたが、徹底的な違和感となったのは、セールストークです。民間療育、特有なのでしょうか?

うちの子を発達障害だと言った療育施設園長の話|自閉スペクトラム症+LDの特徴と違和感

2018/12/04

療育施設に入園するためには、様々な書類作成・申請・受給者証の取得などが必要です。一般的に保護者だけでは難航するそれらの書類準備について、私が一人で話しを聞きに来た前回は、「ボランティアになりますが、療育プランに関わる部分は、こちらで下書きとして埋めるから大丈夫です。」という言い方だったのに、息子と一緒に来た今回は「基本はご自分でお願いします。皆さんそうしてますから。」という言い方なんですよ。

見学を終えて、市役所に連絡したり書類を取り寄せたりと、前に進み始めました。しかし、やはり何か引っかかる。仕事で忙しくて事前に充分に相談できなかった夫が帰宅した時、行ったり来たり後ろから付きまといながら、療育施設園長に言われたこと等を話しました。するとピタっと立ち止まり「辞めたら?そこ。印象悪いよ。」の一言。

進むべき道を再び迷い始めた私は、もとい、半年前に色々相談に乗ってもらった発達支援センターのカウンセラーに相談を求めて連絡しました。そこで「民間療育は有効だけど、セールストークはうまく見抜いて。」とズバリ的確なアドバイスを受けることになるのです。つづく…。

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