初めてのクワ使用・土作り・畝立て・マルチ貼り!夏野菜の準備【シェア畑ブログ】

畑の畝
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シェア畑に入会して数日後に、荒れた畑を耕すため、自分の区画(4畝の畑)にやって来ました。

私は野菜作りも畑作業もド素人で、何もかもが初めてです。菜園アドバイザーとマンツーマンで、夏野菜菜園の準備をします。クワを持った経験も一度もない私が、ウネを立てる(+マルチを張る)作業を行います。

畑の初心者の皆さまに参考になればと思い、この時の畑作業をまとめました。

7月スタート…夏野菜の準備としては遅い!

【シェア畑を始めます】手ぶらで食育・有機野菜づくり!サポート付きレンタル農園、無料見学に参加しました。

2018/08/06

初めて野菜作りを始めるなら、春先(4月~5月)が良いと思います。
※理由は別記事でまとめる予定

私はシェア畑に入会したのが夏になってしまい、初めて畑を耕すのが7月上旬になってしまいました。

他のベテラン区画では、既に夏野菜が実り、収穫のピークを迎えようとしていました。

【シェア畑ブログ】猛暑の影響が野菜たちに!初めてのトンネル立て・種まき・夏野菜の収穫

2018/08/28

夏野菜の土作り・苗植え・種まきの作業が7月にスタートというタイミングは、夏野菜作りの基本としてはとても遅いです。

更にこの年(2018年)は、記録的な猛暑イヤー。観測史上、最も早い梅雨明け、記録的な最高気温、危険な暑さ。

これがこの後、夏野菜たちにどう影響するか。今後レポートしていきたいと思います。

私が土作り・夏野菜作りを開始したこの日も、不要不急の外出を避けるよう、地域のスピーカーからアナウンスが流れているような酷暑でした。

菜園アドバイザー
暑さがヤバイですから、1時間くらいで終わるように頑張りましょう!

普段から直射日光を浴びて野外の畑作業に慣れている菜園アドバイザーも、この日の暑さはヤバイと感じたようです。

「畝づくり」のために用意したもの

まずは、土づくりに必要な農具を準備しました。

女性アドバイザーは手際よく効率よく、私よりも重たい農具たちをサッサと準備してくれました。

道具置き場から畑(自分の区画)まで、行ったり来たりは大変です。少ない往復で済むように、道具はなるべくまとめて運びます。

土づくりに必要な道具
・くわ
・ならし版
・スコップ(大)
・スコップ(小)「移植ごて」と言うらしい。
・カマ(草むしり用)
・バケツ(草むしり用)
・バケツ+肥料
・水いっぱいに入れたジョウロ(2つ)
・マルチ(黒いビニール)
・マルチ止め(T型の先がとがったやつ)

水を入れた重たいジョウロが2つある時点で、一度に運ぶのは無理でした。

自分の区画まで、必要な道具を運び終わったところで、いよいよ土づくり(畝づくり)スタートです。

土づくり手順1.草むしり

シェア畑の1区画は、全部で4つのウネから成り立っています。

手前が1番ウネ、一番奥が4番ウネです。

私がレンタルした区画は、1番ウネと4番ウネだけ、既にサンプル野菜が育てられていました。

1番ウネには、トマト・ナス・ピーマン。4番ウネには、カボチャ・インゲン・キュウリ。これらは既に、収穫可能!

問題は、2番ウネと3番ウネです。
ウネどころか、雑草ボーボーの荒れ地だったのです。

これを耕す…?

菜園アドバイザー
まずは、草むしりです。

酷暑の中、カマを右手に、ひたすら草むしりが始まりました。

15分程で終わってしまったのは、菜園アドバイザーの目にも止まらぬ「カマさばき」のおかげでした。

土づくり手順2.土を耕す(掘り起こす・石を取り除く)

土を耕す目的
1.微生物や根っこのために、土の中に空気を入れてあげる。
2.塊を砕いて、肥料をなじみやすくする。
3.塊を砕いて、水はけをよくする。
4.土を柔らかくして、根が伸びやすいようにする。

生まれて初めて、クワを持ちました。

運んだ時は、意外と重たい事にびっくりしましたが、意外と使いこなせました。

菜園アドバイザー
上げた反動で、ただ降ろす。余計な力は使わない感じ。
菜園アドバイザー
よいしょ、よいしょ、って頑張ると、すぐ疲れるから、クワの重さで自然に降ろす感じ。

・・・アドバイスが的確でした。

途中で、石がゴロゴロ出てくるため、見つける度に取り除きます。

また、酷暑のせいで土の乾燥もひどく、掘り起こすたびに土埃が舞います。ジョウロの水を撒きながら耕しました。

土づくり手順3.肥料を混ぜる

シェア畑自慢の?有機質肥料の出番です。

バケツに入れて持ってきた肥料を、スコップ(小)で混ぜ合わせます。

よく混ざったら、柔らかくなった土の上に、まんべんなく撒きます。

そして再び、クワを使って、土を掘り返しながら肥料を混ぜました。

土づくり手順4.ウネを立てる

「ウネ」とは?
種や苗を植え付けるために、土を盛り上げたもの。

ウネを立てることで、通気性や水はけが良くなり、肥料が雨で流れづらくなり、根を深く張ることができる、等のメリットがあるそうです。

「ならし板」という細長い板を使って、ウネを立てます。

ならし板の高さが、ちょうどウネの高さ。ならし版で土を抑えながら、上が平らになるように土をならします。

驚いたのは、ウネを立てる位置やウネ幅を、きっちり測ることです。

ならし版に、1cm間隔の目盛がマジックで書いてあり、ならし版自体が大きな定規のようになっています。

端から20cm、幅60cm、というように、きちんと測りながらウネを立てました。

土づくり手順5.マルチ張り

畑の畝

ここまで来れば、ゴールが見えてきました。

初めて作ったウネを、マルチ(黒いビニール)で覆います。

マルチの主な役割
雑草防止、保湿、保温、病気予防、肥料流出の防止、土の団粒構造の崩れ防止。

予め、ウネにぴったりのサイズになるように、マルチはカットして持ってきました。

風になびかせながら、うまく広げたら、四隅をマルチ止めで止めます。

最後に、マルチが風でめくれないように、マルチの裾を土にかぶせて、完成です。

完成したウネに”肥料不要の枝豆”の種まき!

後日、息子と畑の様子をチェック。

これ以上は、熱中症の危険もあり、そろそろ引き揚げます。

しかし、夏野菜の栽培スケジュールが押しているため、「枝豆」の種だけ撒くことになりました。

菜園アドバイザー
枝豆は、基本、肥料いらないから、撒いちゃいましょう。

張ったマルチに穴をあけ、種(=乾燥した枝豆みたいなやつ)を撒きました。

発芽した芽が、鳥に食べられないように、白い布(不織布)をマルチの上からかぶせて、マルチ止めで止めました。

最後はもう汗ダラダラ、服は汗でびしょ濡れです。ここまでの畑作業で限界を迎えました。

次回は、土づくりから1週間後、オクラ・葉物野菜の種まきです。


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