【ASD息子の就学準備】情緒特別支援学級の入級手続きへ!本当にいいの?迷い決断、経緯と理由

この決断が正しいかどうか・・・。
迷いや悩みが晴れることはありませんが、息子の就学相談の末、小学校は「情緒特別支援学級」に所属した上で、スタートを切ろうと決意しました。

12月に入り、特別支援学級の入級手続きを済ませました。

決断までの経緯や理由をまとめて行きたいと思います。

特別支援学級への入級を具体的に検討し始めた経緯

就学相談の流れに乗る!意味と保護者面談で聞かれたこと…体験まとめ

2019/07/25

7月初旬、就学相談の第一歩である、保護者面談を行いました。

ここでASD(自閉症スペクトラム、いわゆる発達障害)である息子の特徴を伝え、就学に向けてどうすれば良いのか相談しました。

見えてきた支援級!特別支援学級・通級指導教室の合同説明会に参加しました。

2019/07/26

7月中旬、「特別支援学級・通級指導教室」の合同説明会が、各小学校で開催されました。

私は、学区の小学校に出向き、実際に指導に当たっている先生たちの話を聞きました。

噂でもネット情報でもなく、実際に通う小学校の 「特別支援学級・通級指導教室」 に関する情報を得ました。

そこで、息子が「情緒特別支援学級」に所属した場合のイメージが、具体的に湧いてきました。

ちょっとしたサポートを受けながら、みんなと一緒に普通のクラスで過ごすためには、「情緒学級」に所属してこそ、成り立つ気がしました。

就学前の発達検査を受けに行く!ASDの子が知らない場所で机に向かう…までが大変

2019/08/01

7月下旬、息子は発達検査を受けました。

就学前の発達検査の結果を読む!(田中ビネーV知能検査、S-M社会生活能力検査、グッドイナフ人物画知能検査)

2019/10/24

10月下旬、発達検査の結果が出ました。

新規場面や活動の切り替えが苦手、個別指示ではなく一斉指示が通りにくい等の特性から、小学校生活でも戸惑う場面が生じる可能性を心配されました。

日常的に、タイミングを見計らった個別の声掛けや視覚情報を活用した配慮が望まれる、という結果でした。

この時点で、「やはり息子は、情緒学級に所属した方が、過ごしやすいだろう」という気持ちが出来上がっていました。

本当に「情緒学級」で良い?揺れ動く気持ちを確かなものにしたい…

それでも迷いは続きます。

「特別支援学級・通級指導教室の説明会」保護者Q&Aまとめ@小学校

2019/07/29

「特別支援学級・通級指導教室」の合同説明会で疑問点を質問した時、入学時点の保護者の決断、つまり入学時点の就学先(所属学級)が6年間続くものではなく、毎年見直せるものだと分かりました。

それでも、「1年間」は4月の学年スタート時の所属クラスで、突き通すことに不安もありました。

いざ学校が始まって、逆に自分だけ違う教室に行くことを嫌がったらどうしよう?

それが嫌で「学校が嫌」という意識になったら、それこそ本末転倒だ…。

本当に「情緒学級」でスタートを切ることが適切なのかどうか、揺れ動く自分もいました。

もう少し、今時点ではこの決断が最良だと、後押しできる情報があれば・・・と感じていました。

教育委員会には「本当に”情緒学級”でいくか、少し検討して、就学時健診が終わったら決断する」と返事をしました。

就学時健診で予想以上に”親から離れて行動”がスムーズだった!

小学校で”情緒学級”希望のASD息子と就学時健診に行く!事前準備と当日の日程&内容

2019/12/02

そして迎えた、就学時健診。
ここで息子がどんな雰囲気で、どんな態度で臨めるのか。

就学時健診は、「情緒学級」を決断するための、大きなモニタリングポイントでもありました。

ここで皆と一緒に流れに乗れず、私が逐一、現場で説明して説得したり、嫌がる息子を納得させて導いたりする場面が、どれくらいあるのか。

他の保護者は付添わない場面で、私だけが(途中までだとしても)付添うシーンがどれだけあるのか。

ハラハラと心配と不安でいっぱいの私をよそに、保護者と離れて子供たちだけで移動していく場面でも、息子はみんなの後に着いて、みんなと一緒に行動できました。

当然、初めてのことが苦手な息子に対して、就学時健診の予告のような説明はしてありました。

それでも、いざ私と離れる場面では「お母さんも一緒に!」と言い出すかもしれない、と思っていたのです。

言い聞かせて結果的に、私と離れて行動できたとしても、始めは不安だから「お母さんも一緒に!」と言うと思っていたのです。

ところが、何も言わずに、私に背を向けて、他のお友達の後に着いて行った。

私は、見えなくなった息子が、指示に従って行動できているかどうか、ずっと心配だったけど、何か確信に近い気持ちが芽生えました。

「情緒学級」に所属しなくて、大丈夫かもしれない。

ではなく、

「情緒学級」に所属すれば、大丈夫かもしれない。

という気持ちです。

就学時健診での行動が、人並みに出来たからと言って、通常級で大丈夫だという判断ではありません。

息子の普段の不安定な情緒は、私が一番よく知っている。

体験入学とか検査とか、ここ一番という時は、私と一緒に事前に予行練習していたり、本人も根拠のない自信に満ちていたり・・・。普段と違うテンションで、予想以上に人並みに出来てしまうことを知っている。

だから、「今大丈夫そう=通常級で大丈夫」ではなく・・・。

私との事前準備や在学生のサポートがあって”大丈夫そうだった”イコール、「情緒学級」に所属して個別の声掛けや導きのサポートがあれば、人並みに過ごせる可能性は高い!と思いました。

笑顔が増える生徒が多い!療育の先生の見解を聞き…

就学時健診も終わり、概ね決意しました。

息子が通う療育の先生に、「小学校では、情緒学級に所属しようと思う」と伝えました。

すると、

療育の先生
良いと思いますよ!入学時に迷う方がたくさんいますが、最初は情緒学級に入らなかったお子さんで、途中から入ったら笑顔が増えた!っていう子、たくさんいますよ!

という返し。

やはり、目に見える特性が多岐に渡り、周りからは分かりにくい自閉症スペクトラムな子の場合、ちょっとしたサポートや逃げ場があることが「過ごしやすさ」に大きく影響するそうです。

初めてのことや場所が苦手な息子の場合、なおさら、始めは手厚くサポートがある環境を選んであげる方が、「過ごしやすさ」に繋がるはずだと思えました。

意外に親身親密!?教育委員会(指導課)の助言が心強く…

そして決心。
「情緒特別支援学級」の入級手続きをするため、教育委員会の担当者に連絡を取りました。

この決断が本当に正しいのか、正直迷いはありますが、小学校は「情緒学級」でスタートを切ることに決めました。

私が本音をこぼすと、入級届を書くだけの時間のはずが、(申し込み直前の)瀬戸際の就学相談という雰囲気に。

特別支援学級に所属していても、学年途中でサポートやフォローが殆ど必要なく、通常級でも大丈夫なのでは?という状態が続くと、先生から声がかかったりするんですよ。

その時、じゃあ「通級」という形にしましょう、とか、苦手な科目の時だけ”この部屋”に来ていいよ、とか。情緒支援の場合は、その子によって本当にサポートの形が違うから、”始まって様子見ながら”で大丈夫な部分が多いんですよ。

(教育委員会 指導課の話より)

なんだか未知の「特別支援学級」という世界。

みんなと違うクラスに所属することに着目しがちでしたが、情緒学級に所属した上で学校側とうまく連携していけば、”情緒学級”という印籠は、心強いものになる気がしました。

「情緒特別支援学級」入級届を提出!

私は、「情緒特別支援学級」の入級届を記入して、捺印。

この日、情緒学級の入級手続きが完了しました。

年内に、「一区切り」できて、本当に良かったと実感しています。

  • 【1月~】通学路を歩く練習スタート、早寝早起きの練習スタート
  • 【3月】入学式の練習、情緒教室に立ち入って場慣れ
  • 【4月(入学前)】担任の先生と顔合わせ

という、年明けの就学準備に集中できるからです。

入学前に、小学校に立ち入って”事前に場慣れ”や”練習”したい事柄については、3月以降、教育委員会経由で調整してくれるそうです。

今後は、情緒特別支援学級の生徒であることを前提に、就学準備を進めていくことになります。

入学前に予定している準備や練習に関する詳細は、別記事でまとめていきたいと思います。


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