今年の夏は暑かった…。
始めたばかりのシェア畑、野菜づくりの知識も経験もない所に、記録的な猛暑が輪をかけて、夏野菜は大収穫とはなりませんでした。
でも、夏野菜たちは頑張りました。最後の姿を記録します。
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ピーマン全滅に唖然
水やりを含めて、シェア畑には2~3日に一度通っています。
8月のある日、いつものペースで畑を訪れると、前回来た時には元気だったピーマンが、枯れ果てているではありませんか!
緑の小さな実を数個を残して、他は全部、ベージュ色!葉っぱが全部、枯れてしまっていたのです。
最後に残してくれた小さな実は、これ以上は大きくならないだろうと判断しました。大事に収穫して、その晩、炒め物となりました。
後日、菜園アドバイザーに「ピーマンが1日にして突然枯れた」的に伝えてみました。
トマトの生育が止まる
トマトは、脇芽取りのお手入れ方法を早い段階で学んでいたので、来るたびにチェックして脇芽を摘んでいました。だから、横に広がらず、上手に天に向かってのび行いていました。
今も、空に向かって、まだまだ枝葉を伸ばそうとしている雰囲気はあるのですが、抱えている実を見ると、なんだか元気がありません。
なかなか赤くならず、黄緑のまま何日も立っている実、ようやく赤みを帯びてもオレンジ色止まりの実、割れたり虫に食べられている実…。成長しようと頑張っているのかもしれないけど、美味しく実らす力はもうないのだろう、と判断しました。
トマトは、シェア畑に来た息子が、最初に執着した野菜です。(男の子なのに持っている)おままごとセットのトマトを取り出し、玩具トマトを握ってシェア畑に通っていました。
前回まで緑だったトマトが、少しでも色づいてくると、「赤くなってるよ!」と教えてくれました。食育の先生でした、ありがとう&さようなら、2018年のトマトさん。
ナスは元気☆9月まで収穫可能
ピーマンとトマトを片付けました。これで、1番ウネは、ナスだけになりました。
ナスは、まだまだ元気です。
薄紫の花が、次々と開花し、花の後には丸い実をどんどん付けてくれています。
菜園アドバイザーの折り紙付きです。
芽が出なかった葉物野菜
逆に、「もうダメでしょう。」とダメ押しされたのは、葉物野菜です。
2番ウネ・3番ウネ、それぞれ半分に、葉物野菜の種を撒いてありました。
しかし結局、8月中旬になっても芽が出て、大きくなることはありませんでした。
小さく発芽している所がいくつかあったのですが、枯れて成長が止まっています。ぴょこぴょこ元気に顔を出すのは、雑草ばかり。むなしい草むしりが続いたウネでした。
ここで諦め、秋冬野菜に向けて気持ちを切り替えます。
このウネは、クワで掘り起こし、秋冬野菜の土づくりをしました。
枝豆はカメムシだらけ
種まきの時期が遅く、猛暑に重なり、なかなか発芽せず、苦戦した枝豆は、1/6箇所だけ実りました。
6つの穴のうち、左上と右下は、種を撒き直したのに、発芽しませんでした。
残りの3箇所は、発芽しているものの、8月中旬でこの生育レベル。もう実ることはないでしょう。
唯一実った1箇所の枝豆だけ、収穫して終わりにしよう。そう思って、実をチェックしてみると…。
ギャー!!
カメムシだらけ!!
細い枝にびっしり、カメムシの大群が住んでいました。
一応、洗って持ち帰り、茹でてみましたが、虫食いだらけで食べられませんでした。
赤いオクラは順調に生育中
私が生まれて初めてクワを持って耕し、種から植えた野菜の中で、唯一「赤いオクラ」だけが、順調に育っています。
他の畑のオクラと比較すると、まだまだ背丈も低く、実もなっていませんが、すくすく大きくなっています。
大きな葉をめくってみると、オクラの赤ちゃんのような形の芽が見えました。
早く大きくなりますように☆
キュウリの最後・生まれ変わる4番ウネ
一番奥の4番ウネは、シェア畑契約当時からサンプル野菜が植えてあった所です。
カボチャとインゲンは、前回までに既に片付けたので、今回はキュウリの片付けです。
収穫ペースは落ちたものの、黄色い花をいくつか付けていて、もう少し収穫できる感があります。しかし、秋冬野菜スケジュールを優先しなければなりません。4番ウネは、秋冬野菜の準備が、一番最初に始まるのです。
- 8月第4週:苗植え
- 8月第3週:土を1週間寝かせる
- 8月第2週:夏野菜の片付け&耕して土づくり
苗に使用期限がある「苗植え」を優先し、スケジュールを逆算すると、既にキュウリを片付けるタイムリミットです。
土づくり・ウネづくりは、既に経験して間もないため、今度はスムーズにできました。
夏野菜の土づくりの日と比べて、日差しも和らぎ、農作業がしやすくなっていました。季節の移り変わりを感じます。
土づくり完了☆秋冬野菜に挑む
ウネが完成!マルチを張って、土を寝かせます。
枝豆がある2番ウネ(半分)は後日土づくり、オクラが生育中の3番ウネ(半分)はこのまま見守ります。
野菜づくりBOOKを見ながらメモしたり、虫だらけの野菜に暫し茫然としたり、大きくなった実を見てニヤニヤしたり。台風のニュースを聞けば、心配で畑の様子を見に行きたくなる衝動に駆られる経験もしました。
この夏始めたレンタル農園「シェア畑」がある生活は、普段あれこれ悩んでネガティブモードになりそうな自分の心を、耕して活性化してくれました。
いよいよ実りの秋が到来します。夏野菜づくりの反省を活かし、今度は野菜たちが立派な成長を遂げられるよう、秋冬野菜づくりに挑みます。
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