アレルギー対応について、旅行先や宿泊先に相談する時、「普段の食事で、食べているものは何ですか?」と聞かれることがあります。
その時に、すぐ情報提供できるように、アレルギーっ子の食事メニューをまとめました。
また、複数のアレルギーに悩む方々が、献立のラインナップに悩んだ時に、少しでも参考になればと思い、リスト化しました。
4歳児(現在)の献立メニューです。
アレルギーっ子が普段食べている主食
小麦・乳アレルギーっ子の主食は、基本的に白米です。
・ごはん+7大アレルゲン不使用のふりかけ(永谷園)
・ごはん+7大アレルゲン不使用のカレー(永谷園など)
・ごはん+納豆
・ごはん+しらす
・おにぎり(ワカメ、鮭、おかか)
・米粉パン
・米粉パンケーキ
・グルテンフリーパスタ+ミートソースなど
・のり巻き(納豆巻き、かっぱ巻き、鉄火巻き)
・手巻き寿司
・ふかし芋
など
永谷園のA-Labelふりかけは、小分けパックのタイプを大量にストックしてあります。
カレーは、7大アレルゲン不使用のレトルトカレーをストックしてあります。
アレルギーっ子が普段食べている主菜
使用する調味料(醤油、みりん、酒など)は、市販のものです。
調味料は、添加物の少ないものを選んでいます。主に、生協の宅配
で購入しています。
アレルギー対応商品が自宅に届いて便利【生協の食材宅配サービス パルシステム】
・焼き魚、煮魚
・お肉のみそ焼き、塩こうじ焼き、ネギ塩焼き、おろし 焼き
・ささみ(ゆで)+塩
・から揚げ(衣:自宅では米粉と片栗粉、保育園では片栗粉のみ)
・ハム、ウィンナー(乳成分なしのメーカーのもの)
・煮物(トップ2:筑前煮・イカ大根)
・中華炒め(ごま油なし、乳成分不使用の顆粒鶏ガラ調味料)
など
アレルギーっ子が普段食べている副菜
・ゆで野菜+塩(マヨネーズは嫌がる)
・カボチャ煮、ひじき煮
・ちくわ+きゅうり、ハム+きゅうり
・お味噌汁
・おひたし(小松菜、切り干し大根)
・ナスの煮びたし
など
アレルギーっ子の普段のデザート
市販品は、小麦、乳成分が不使用のものを選びます。
・ゼリー
・ようかん、芋ようかん
・甘栗、きなこ棒、葛餅などの和菓子
・バナナ、リンゴ、みかん、いちご、キウイ等の一般果物
・豆乳ヨーグルト+ジャム
・豆乳ヨーグルト+レーズン
・豆乳ヨーグルト+ナタデココ
羊羹は、油断しがちなので注意が必要です。特に、栗ようかんは小麦を含む商品もあります。
常温でも持ち歩ける、プチゼリーは、常備必須です。
豆乳ヨーグルトは、マルサンの豆乳ヨーグルトです。乳成分不使用!「豆乳ヨーグルト」様様です。
アレルギーっ子の朝食メニュー例
月 | ・米粉パン、プチおにぎり ・ちくわ+きゅうり ・ゼリー |
火 | ・米粉メープルパンケーキ ・ハム ・フルーツポンチ(バナナ+ナタデココ) |
水 | ・おにぎり ・夕飯の残りのおかず ・ゼリー+ナタデココ |
木 | ・米粉メープルパンケーキ、プチおにぎり ・ハッシュドポテト ・ベーコンとほうれん草の炒めもの ・アンパンマンぶどうジュース |
金 | ・米粉メープルパンケーキ ・アンパンマンポテト ・ゆでブロッコリー ・ゼリー |
土 | ・米粉メープルパンケーキ ・ささみの塩ゆで ・ほうれん草コーン炒め ・冷蔵庫にあるフルーツ |
日 | ・米粉メープルパンケーキ ・ウィンナー ・ゆでブロッコリー ・フルーツポンチ(冷蔵庫にあるフルーツ+ナタデココ) |
※豆乳ヨーグルトは、経口免疫療法中の牛乳を混ぜる関係上、毎日夕食で食べます。
アレルギーっ子の給食メニュー例(保育園)
月 | ・冷やし中華(中華麺→米粉麺) ・豚肉とコーンの炒め物 ・メロン |
火 | ・ご飯 ・豚肉の生姜焼き ・もやしとオクラの磯和え ・すまし汁 |
水 | ・プレーンパン(→米粉パン) ・えびカツ(はんぺん→鶏ひき肉+豆腐、パン粉→除去、衣なし、揚げ→焼き)※要は「エビ入りハンバーグ」ふう ・ひじきとトマトのマリネ ・キャベツとえのきのスープ(コンソメ→鶏ガラ) |
木 | ・ご飯 ・かじきのおろし ・ほうれん草とちくわのごま酢和え(ごま除去) ・タマネギとニラの味噌汁 |
金 | ・夏野菜カレーライス(カレールゥ→アレルギー対応カレールゥ) ・切干大根のさっぱりサラダ(ハム・スキムミルク・ヨーグルト除去) ・ぶどう |
カッコ内は、アレルギー対応内容・代替え内容です。
保育園で使用されているハムは、乳成分を含むため、除去対応しています。
保育園のコンソメは、小麦を含むため、鶏ガラスープに代替え対応しています。
「えびカツ」→「エビ入りハンバーグ」ふう、「シュウマイ」→「肉だんご」ふう等、見た目がお友達と違ってしまう日もありますが、かなり完璧な代替え対応です。
アレルギーっ子の昼食メニュー例(休日)
土 | ・ミートソースパスタ ・焼き芋 ・ゼリー+ナタデココ |
日 | <お弁当> ・おにぎり ・米粉と片栗粉のから揚げ ・ゆでブロッコリー <外食> 寿司、ハンバーグ、カレー |
「栄養は保育園でとる」と割り切り、自宅では栄養バランスに欠けても良しとする。
これは、バリキャリ時代に、先輩ワーママから伝授された言葉です。
この仕事と育児を両立するには、栄養面まで考えて毎日の食事を支度することは困難だから、と教えられました。子供が喜び、子供がお腹がいっぱいなら、偏った栄養でも良しとする、楽観的な考え方です。
アレルギーっ子の場合は、更に工夫が必要ですが、休日の昼食が自宅ランチの日は、炭水化物祭りでもOK、と割り切っています。
※炭水化物祭り:妊娠糖尿病時代に栄養士さんから教わった言葉。炭水化物だらけのメニューのこと。
どんぶり、麺類、芋類、とうもろこし。手軽に昼食メニューになり得るもの、ぜ~んぶ炭水化物ですから!
お弁当を持って、公園や博物館に出かける日は、おにぎりとから揚げが定番です。寝坊して時間がない時は、行きがけにスーパーでおにぎりや巻き寿司を購入します。
外食のトップ3は、魚べい・びっくりドンキー・インドカレー屋さんです。
アレルギーっ子の夕食メニュー例
夕食は、手がかからないメニューでも、3つの食品グループ(赤・黄・緑)はなるべく含むように心がけています。
それでも、作る時間がなかった時は、買ってきた「お寿司」だけで済ませることはあります。アレルギーっ子なので、アレルゲンだらけのお惣菜では賄えず、鉄火巻き・納豆巻き・割引になったお寿司セット、が救世主です。
手抜きの日は、ご存知「栄養は保育園でとる」が言い訳です。
月 | ・ご飯+ふりかけ(+うどん0.1g) ・鶏肉のグリル焼き ・ナスとピーマンのグリル焼き ・豆乳ヨーグルト+イチゴジャム(+牛乳0.4g) |
火 | ・ご飯+納豆(+うどん0.1g) ・卵とナスの豚バラ煮 ・小松菜のお味噌汁 ・豆乳ヨーグルト+レーズン(+牛乳0.4g) |
水 | ・ご飯+ふりかけ(+うどん0.1g) ・麻婆ナス ・豆腐のお味噌汁 ・豆乳ヨーグルト+ブルーベリージャム(+牛乳0.4g) |
木 | ・ご飯+しらす(+うどん0.1g) ・ロールキャベツ ・きゅうり+塩 ・豆乳ヨーグルト+ナタデココ(+牛乳0.4g) |
金 | ・ご飯+ふりかけ(+うどん0.1g) ・鶏肉と根菜野菜の煮物 ・かまぼこ ・豆乳ヨーグルト(+牛乳0.4g) |
ご飯に「うどん0.1g」、豆乳ヨーグルトに「牛乳0.4g」を加えているのは、経口免疫療法で食べるアレルゲンです。
保育園児は、経口免疫療法が朝食でできないので、夕食で行っています。
シェア畑を始めたので、今の時期は、畑で収穫したナス・ピーマン・キュウリを使うメニューが多いです。
小麦・乳アレルギーでは、断然、和食メニューが多いです。
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