コストコに行って見つけた時に必ず買うもの。それは「有機ベルギーチョコレート」です。
息子は乳アレルギーもナッツ類アレルギーもあるので、市販のチョコレート製品はほぼ食べられないのですが…なんとコストコの「有機ベルギーチョコレート」は食べられるのです!
今回は、その凄いチョコレートについて、詳しく記録します。
- 1 コストコの「有機ベルギーチョコレート」はカークランド・シグネチャー
- 2 「ヴィーガン」つまり、乳成分不使用!
- 3 「有機ベルギーチョコレート」の原材料
- 4 アレルギー特定原材料等28品目のナッツ「アーモンド」は含む!
- 5 輸入菓子は、原材料の情報が抜け落ちるリスクがある
- 6 「有機ベルギーチョコレート」の原材料の”原文”チェック&比較
- 7 コンタミネーション注意!全訳されていないコンタミがある
- 8 アーモンドぎっしり!見た目はナッツ感がすごい
- 9 個包装じゃないけど保存ジッパー付き
- 10 「有機ベルギーチョコレート」の内容量は約500g
- 11 割れチョコじゃなくて型抜きチョコ!?全部同じ形
- 12 チョコレート1枚20g!食べ応えがあって美味しい。
コストコの「有機ベルギーチョコレート」はカークランド・シグネチャー

日本の人気チョコ菓子、イタリアのキスチョコ(Baci)、アメリカのハーシー、ゴディバ…等々、コストコには世界的にも有名なチョコレートが沢山売っています。
今回ご紹介する「有機ベルギーチョコレート」は、コストコのプライベートブランドである「カークランド・シグネチャー」の製品です。
市販のチョコレートは「乳成分が入っていて当たり前」な状態なので、私はコストコのチョコレート売り場でも「どうせ乳成分が入っているだろ」という気持ちで素通りする点は変わらないのですが…
この「有機ベルギーチョコレート」を探すためだけに、チョコレート売り場を歩きます。
「ヴィーガン」つまり、乳成分不使用!

「有機ベルギーチョコレート」のパッケージには、ORGANIC(オーガニック)、GLUTEN-FREE(グルテンフリー)、VEGAN(ヴィーガン)という表記があります。
ヴィーガンとは、動物性の原材料を使用していないこと
つまり、「有機ベルギーチョコレート」は、原材料に「牛乳・乳成分」を使用していないのです。嬉しい!
「乳成分フリー」のチョコレートは製品としては存在しますが、ネットではなく直接お店で買えることは珍しいし、それがコストコで大容量で買える!となればかなり嬉しいです。
「有機ベルギーチョコレート」の原材料

コストコの有機チョコレートの原材料は、とてもシンプルかつ有機素材。
オーガニック・グルテンフリー・ヴィーガン(=結果的に乳成分不使用)・フェアトレード・・・と4拍子が揃っています。
アレルギー特定原材料等28品目のナッツ「アーモンド」は含む!
2019年9月、アレルギー特定原材料等27品目に「アーモンド」が追加され、アレルギー特定原材料等28品目になりました。
コストコの有機ベルギーチョコレートは、「アーモンド」を含みます。
輸入菓子は、原材料の情報が抜け落ちるリスクがある
食物アレルギーがある場合、輸入食品(菓子)は要注意です。国によってアレルギー情報表記の規定が異なり、けっこう原材料の「表記漏れ」が実在します。
輸入菓子には「表記漏れ」というリスクがあるわけですが、アレルギー情報が抜け落ちる過程はいくつかあり、
などあると思いますが、アレルギーっ子の保護者(消費者)としては確認できることは確認していきましょう。
「有機ベルギーチョコレート」の原材料の”原文”チェック&比較

というわけで、日本語表記の原材料表示シールを剥がし、パッケージ原文の原材料をチェックします。(上の写真)
有機砂糖、有機アンスイートチョコレート、有機ココアバター、バニラフレーバー、有機トーストココナッツ、有機アーモンド、食塩
日本語表記の原材料表記と異なる部分がありました。
原材料表記の違い(1)「有機アンスイートチョコレート」
原材料表示で「有機アンスイートチョコレート」は、「有機カカオマス」と訳されています。
調べて見ると、アンスイートチョコレート、つまり「無糖チョコレート」は、一般的に「カカオ100%」を示すようです。
表記的には問題ないと思いますが、カカオ100%のチョコレートを製造する過程で、乳成分やナッツ類のコンタミネーションは大丈夫なのか?という疑問は残ります。
※下の「コンタミネーション」項目に続く…
原材料表記の違い(2)「バニラフレーバー」
原材料表示で「バニラフレーバー」は、「香料」と訳されていました。
バニラにアレルギーがあるか分かりませんが、ミント類でくしゃみや鼻水のアレルギー症状が出る人を知っているので、少し不安です。
原材料に該当アレルゲンの表示がないのにアレルギー症状が出た…という事例をいくつか知っているので、こういう輸入食品の「香料」類の一括表示は気を付けた方が良いかもしれません。
コンタミネーション注意!全訳されていないコンタミがある
そして今回、最大の懸念が…コンタミ情報が全訳されていない!!ことでした。
乳成分、大豆、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ を少量に含む可能性があります。
日本語で言うところの「本品製造工場では〇〇を含む製品を取り扱っています。」などの表現であり、コンタミ注意に関する情報ですね。
本品製造工場では、乳成分、大豆 を含む製品を生産しています。
ヘーゼルナッツ、ピスタチオについては、コンタミ情報として抜け落ち、日本語では明記されていませんでした!
日本では、
●可能性表記が許可されていないこと
●ヘーゼルナッツとピスタチオは、アレルギー情報の表示対象品目ではないこと
が背景にあるのかなと思います。
ナッツ類が多用される輸入食品は注意が必要ですね。
食物アレルギーがある方は、パッケージの原文を自分の目で確かめた上で、判断しましょう。
アーモンドぎっしり!見た目はナッツ感がすごい

有機ベルギーチョコレートは、1枚1枚にアーモンドがびっしり散りばめてあります。
表面だけでなく、中にもアーモンドが練り込んである感じです。
息子はクルミとカシューナッツのアレルギーがあり、クルミ科のピーカンナッツ、カシューナッツと同じウルシ科のピスタチオは、(アレルギー検査未実施だが)かなり警戒中。
息子本人もナッツへの警戒心は強い。この”見た目”…ふんだんに使われたアーモンドの量を見て「本当に食べられるのか?」と最初は悩んでいました。
息子はアーモンドは食べられるものの「食べられる最大量」は分からないので、このチョコレート1枚が食べられると明確に分かるまで約2年もかかりました!
個包装じゃないけど保存ジッパー付き
有機ベルギーチョコレートのパッケージを開封すると、「割れチョコ」を思わせるカッティングチョコが無造作に入っています。
1枚1枚が、そのままバサバサと入っていて、個包装ではありません。
でも、パッケージ袋に保存用ジッパーが付いていて、パッケージ自体が保存袋のようになっています。
食べる分だけ取り出し、チャックして密閉…は可能。
1枚の大きさが一度で食べる量として(私には)丁度良いので、食べたい時に1枚取り出して閉める、が定番動作です。
「有機ベルギーチョコレート」の内容量は約500g
大袋の内容量は「500g」。
持つとずっしりするので、体感ではもっと重たいと思っていました。
と思って計ってみたら、実際は532gでした!
有機ベルギーチョコレート1枚は19~20gでした!
私はコストコの買い物一回で、この「有機ベルギーチョコレート」を2袋購入するので、毎回1kgを買い込んでいることになります。
割れチョコじゃなくて型抜きチョコ!?全部同じ形

有機ベルギーチョコレートは、いわゆる「割れチョコ」ではなく、全部同じ形です。
縦幅 約6cm、横幅 約5cmくらいの板チョコで、サイドが波打った感じのフォルムです。
「割れチョコ」ではなく型抜きチョコレートですね。
パッケージの下の方に、割れたチョコと崩れたアーモンドがいっぱい溜まっています。
チョコレート1枚20g!食べ応えがあって美味しい。
コストコの有機ベルギーチョコレートは、上述の通り1枚が役20g、大きめで食べ応えがあります。
甘すぎず苦すぎず、ほどよいカカオ感。アーモンドに塩気が効いていて絶妙、かなりオススメの商品です。
※原材料は、必ずご自身でご確認下さい。
乳成分不使用のチョコレート























有機砂糖、有機カカオマス、有機ココアバター、有機ココナッツ、有機アーモンド、食塩/香料