「ミルメーク」をご存知ですか?
牛乳に混ぜると、コーヒー牛乳のように甘くて美味しい飲み物になる粉末です。
私が子供の頃には給食で飲んでいたミルメークですが、そのパッケージ新たに令和時代の小学校給食にも登場しました。
子供が大好きミルメーク!
昭和の時代から、みんな大好き「ミルメーク」。
(40年ほど前の話ですが)小学生の時に”牛乳嫌い”だった私は、給食でミルメークが出る時だけは、美味しく飲み干すことができました。
ミルメークを入れると、喉に残る”ねちょねちょ感”まで消えるから不思議です。
時を経て令和。息子が通う小学校の給食献立表に、「ミルメーク」と表示されていました。
乳アレルギーの息子は、牛乳が飲めないので、牛乳の提供は「年間通して停止」です。
牛乳の代替に、カルシウム入り果汁飲料(ジュース)は禁止だと言われたため、持参した水筒(水・お茶類)で賄っています。
それでも、「皆がミルメークの時は、ジュースでも良いですよ。」と許可されました。
製造元である大島食品工業(株)さんは、ミルメークを「コーヒー牛乳の素」「子供たちの人気者」と表現しています。
何十年経っても、ミルメークは子供たちに愛されているようです。
乳アレルギーでもOK!乳成分不使用のミルメークがある
実は「ミルメーク」自体に、乳成分は含みません。
学校給食用ミルメークの原材料は、「砂糖・インスタントコーヒー・食塩・乳酸菌・炭酸Ca・着色料、ほか香料」など。
◆「ココア味」の原材料:
砂糖、ぶどう糖、ココア、食塩、炭酸Ca、植物レシチン(大豆由来)、香料、V.C、V.B1、V.B2
息子の小学校で出るミルメークは、「ココア味」です。
現在では、味の種類もバリエーション豊か。歴史ある「コーヒー」「ココア」「いちご」の他に、「バナナ」「メロン」「抹茶きなこ」「キャラメル」「紅茶」と揃っています。
※粉末タイプの場合
※液体タイプは、昔ながらの「コーヒー」「ココア」だけです。
※詳細は、公式ホームページご参照
ミルメークは、乳アレルギーでも使えるのです。
【注】アレルゲンは味によって違う!
乳アレルギーでもミルメークは使えますが、乳成分を含む「味」もあるので、注意が必要です。
アレルギー特定原材料28品目のうち…
「抹茶きなこ」は、乳・大豆を含みます。
「ココア」は、大豆を含みます。
乳アレルギーの方は、「抹茶きなこ」はダメです。
「ココア」と「コーヒー」は粉末の色も似ています。大豆アレルギーの方はご注意下さい。
かつては「胡麻きなこ」味が販売されましたが、現在は製造されていません。
息子は、ゴマアレルギーなので一安心です。
「牛乳に混ぜる」が前提!乳アレルギーだとミルメークがもらえない
ミルメークは、「牛乳に混ぜる」のが前提です。
家庭用ミルメークのパッケージ裏面には、ミルメークの飲み方が載っていますが、「冷たい牛乳に溶かすだけ」と書かれています。
学校給食では、「いつもの牛乳に入れて溶かす」が前提です。
乳成分不使用のミルメークなのに、牛乳が飲めない子はミルメークももらえないのが現状です。
「学校給食ミルメーク」の代替飲料を考える
もしも、栄養士さんと交渉して、ミルメーク(ココア味)の粉末パックだけもらえることになったら?
豆乳の紙パックを持って行けば、入れて溶かして飲める!
だけど息子は、豆乳だけをゴクゴク飲んだ経験がありません。
料理やお菓子作りに豆乳を使うことはあっても、豆乳パックの分量を一人で飲めるのか挑戦したことがない。
一人で飲み切れるか、喉が痒くならないか、アレルギー症状が何も出ないか、確認と練習が必要です。
豆乳が飲めたとしても、市販の豆乳は200mlパック。この量は、小学1年生には大きい気がします。
皆は牛乳パック(200ml)を飲んでいることを考えると、豆乳200mlでも妥当?
色々思いが巡る中、学校給食でミルメークが出る日に、代替飲料はどうするか?について、考えてみました。
代替1:豆乳(プレーン)を持参してミルメークを溶かす
豆乳の紙パック200mlを丸々飲んでも、何も問題がない子は、普通に豆乳を持参すれば現地でミルメークを溶かし、美味しく飲むことができます。
ミルメーク「だけ」もらえる調整を忘れずに。
豆乳パックを開封するための準備は、必要になります。
手で引っ張って開けられる牛乳パックと違い、豆乳パックは素手での開封が難しいです。
ハサミは学校にあるとしても、文具としてのハサミだと思うので、それを使用前後で拭き取る消毒シートがあると安心です。
そして最近見つけたのが、125mlサイズの豆乳パック!
200mlではなく125mlのミニサイズです。
「200mlの豆乳だと多い」という問題が、解決できます。
これはミルメーク代替の用途だけでなく、料理やお菓子作りで200mlを使い切れない時の問題も解決できそう。
食品スーパーやコンビニでは200mlサイズの豆乳しか見かけないので、ネット通販でケース買いがお得です。
代替2:豆乳飲料「ココア」を持参する
【キッコーマン豆乳飲料「ココア」の原材料】
大豆、砂糖、米油、ココアパウダー、ドロマイド、天日塩、香料、糊料、カラメル色素、乳化剤、乳酸カルシウム、ビタミンD
キッコーマンの豆乳飲料「ココア」は、乳成分も麦芽エキスも不使用です。
このサイズ・この味を飲み切れる子は、豆乳飲料「ココア」を持参するのが一番手軽かもしれません。
息子の学校の場合、給食で出るミルメークは、ココア味。
皆と「味」も一緒なところは、注目ポイントですね。
代替3:豆乳飲料「麦芽コーヒー」を持参する
”麦芽エキス問題”がなければ、キッコーマン豆乳飲料の「麦芽コーヒー」も候補です。
小麦アレルギーの子は、麦芽エキスで口が痒くならないか、アレルギー症状が出ないか、事前に必ず確認しましょう。
【キッコーマン豆乳飲料「麦芽コーヒー」の原材料】
大豆、砂糖、麦芽エキス、米油、コーヒーエキス、チコリエキス、デキストリン、天日塩/カラメル色素、乳酸カルシウム、乳化剤、香料、糊料(カラギナン)
豆乳飲料「麦芽コーヒー」は、乳成分不使用です。
給食でミルメークの「コーヒー味」が出る時は、要検討です。
代替4:カルシウム入り果汁飲料(紙パックのジュース)を持参する
息子が学校給食の代替飲料として持って行ったことがあるのが、カルシウム入りの果汁飲料(紙パック)です。
写真のりんごジュースは125mlサイズで、カルシウムが140mgも配合されています。
見た目も味も「リンゴジュース」で、子供が美味しく飲むことができます。
市販品でもカルシウムが含まれるジュースは種類豊富。パッケージで謳ってなくても、野菜と果汁100%の飲料は、栄養成分を見るとカルシウムが含まれていることが多いです。
代替5:マルサン「まめぴよ」ココア味を持参する
乳成分不使用の豆乳飲料で、持ち歩き便利な紙パックタイプ、量も(低学年に)丁度良い125ml、給食のミルメークに同じココア味。
そんな条件にぴったりな飲料が、見つかりました。
その名も、「まめぴよ」!
乳アレルギーだと不足しがちな、カルシウムも配合されています。
息子が事前に味見して、125mlサイズを飲み切れることを確認しました。
学校給食「ミルメーク」の代替飲料まとめ
このように、学校給食でミルメークが出た時の代替飲料としては、いくつか候補が挙がりました。
小学校低学年は「まめぴよ」、高学年は200mlサイズの豆乳飲料を持参するのが定番対応となりそうです。
「豆乳(プレーン)を持参して、ミルメークをもらって溶かす」という、勇気ある乳アレルギー対応をしている子がいたら、詳しく教えてほしいです!
※原材料は、必ずご自身でご確認下さい。
大島食品のミルメークは、100円ショップでも売っています。(バラ売り)
ミルメークは、学校給食用と家庭用とでパッケージが異なります。
どちらのパッケージにも、「牛」の絵柄が描いてあります。一見「ミルク」を連想しますが、乳成分は含まれておりません。
※原材料は、必ずご自身でご確認下さい。
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